世界オプト市場と台湾オプト産業総論
世界オプト市場
PIDAの統計によると、2004年に世界オプト市場規模は2,000億ドル弱の1,947億ドルに達し、前年比13%成長しました。今まで10%の平均成長率に対して、2004年世界オプト市場の成長率は割高で、2004年の景気がややよかったことを反映しました。光素子、光ディスプレイ、光出入力、光ストレージ、光通信、光部品&レーザーなど六大オプト応用分野では、2004年光素子と光ディスプレイはそれぞれ前年比26%と33%で、ここ数年成長率の最も高い分野です。光出入力分野では、製品として高成長性のデジタルカメラが挙げられますが、他に複写機、ファクシミリ、レーザープリンタ、スキャンナーやバーコード機などの市場はすでに成熟期を迎えつつあるため、総光出入力の成長率は約4%にすぎなかったです。
圖1 世界オプト市場トレンド

出典:PIDA, 2004
2004年2,000億ドル弱の世界オプト市場では、フラットパネルディスプレとして注目されるLCD、PDP、OLEDやプロジェクターなどディスプレイ市場の金額シェアは年々増加し、30%になっています。かつて最大シェアだった光通信分野は13%しか占めなくなりました。産業上川の光素子分野については、もともと金額が下川ほど大きくないが、およそ全体の10%を占めています。
台湾オプト産業分析
台湾オプト産業の総生産額は世界オプト市場の成長につれて拡大してきて、2004年に台湾オプト産業の総生産額は8,819億台湾ドルに達し、前年比37%増でした。
表1 台湾オプト産業生産額統計
| 年
分野 |
2003 |
2004 |
2005 |
2006 |
2007 |
生産額 |
生産額 |
前年比 |
生産額 |
前年比 |
生産額 |
生産額 |
光素子 |
37,941 |
51,576 |
36% |
66,902 |
30% |
84,257 |
104,426 |
光ディスプレイ |
348,472 |
556,876 |
60% |
642,058 |
15% |
769,183 |
904,692 |
光出入力 |
62,164 |
71,460 |
15% |
86,683 |
21% |
95,480 |
98,661 |
| 光ストレージ |
171,016 |
170,753 |
0% |
182,279 |
7% |
194,365 |
205,764 |
| 光通信 |
8,605 |
9,529 |
11% |
11,205 |
18% |
13,663 |
16,064 |
| 光部品&レーザー |
15,586 |
21,739 |
39% |
28,893 |
33% |
37,079 |
44,223 |
| 合計 |
643,784 |
881,933 |
37% |
1,018,020 |
15% |
1,194,02 |
1,373,830 |
出典:PIDA, 2004
世界オプト市場のトレンドと一致して、台湾光素子・光ディスプレイ・光部品は成長性がより高い産業です。特に台湾TFT-LCD産業はここ数年大幅に投資してきた背景には、台湾オプト産業に成長させるパイオニアとなっています。また、光素子では、台湾LEDパッケージはバックライト市場のお蔭で、ここ数年3割以上の成長率を維持しています。光部品では、デジタルカメラとカメラ付き携帯電話のブームにより、台湾光部品メーカーは成長が著しいです。
また、台湾オプト産業の生産額は2005年に1兆台湾ドルの大台を突破して、図2のように、台湾オプト産業の記録を一新する見込みです。
圖2 台湾オプト産業の生産額推移
出典:PIDA, 2004
2004年台湾オプト産業生産額は6つの応用分野別で、光ディスプレイが5,569億台湾ドル(TFT-LCDパネルを主とする)で、第1位として総生産額の64%を占め、台湾オプト産業での金額シェアは年々増加していることが分かりました。第2位の光ストレージ産業は1,708億台湾ドルの生産額で約2割のシェアを確保しています。
台湾オプト産業の回顧と展望
台湾オプト産業の総生産額は世界オプト市場の成長に従って拡大していて、世界市場でのシェアが13%となっております。その中では、LEDパッケージ、STN・TFT-LCDパネル、CD-ROMドライブ・記録媒体、デジタルカメラ、およびOLEDなどの生産額は世界トップスリーの地位を有しています。
圖3 Taiwan Worldwide Top 3 Photonics Products
台湾オプト産業の生産額が続いてピークを一新している際、台湾オプト科学技術産業の発展を振り返って見れば、すでに20年の歴史がありました。この20年間の発展過程を振り返って見ると、台湾のオプト産業を発展し始めた1983年には、総生産額は約80億台湾ドルに過ぎなかったです。3年後の1986年には、台湾オプト産業の総生産額は百億台湾ドル(119億台湾ドル)の規模に拡大しました。その後、10年間を経て、台湾オプト産業はやっと1996年に生産額が1千億台湾ドルの大台(1,154億台湾ドル)を突破し、本格的に羽ばたきました。
1996〜2000年間、台湾オプト産業の生産額は2年ごとに1千億台湾ドルを増加し、更に2000年から去年まで、年ごとに平均1千億増加できました。そこで過去10年間掛かって千億台湾ドルまで成長した生産額は、現在1年間だけで達成できることが分かり、もう1つの台湾奇跡と言っても過言ではありません。そして、2005年に台湾オプト産業は1兆台湾ドルの大台を突破する見込みで、もう1つの画期的な時点になるとも言えます。
もっと大規模な第五代TFT-LCD生産ラインの投資に伴い、台湾オプト産業の競争力を左右した鍵も従来の技術力と量産規模から密集する資本投資へ変わりつつあります。将来台湾オプト産業もブランド・販売ルート・マーケティングへ発展する傾向があります。だからこそ、将来台湾オプト産業にとっては、技術・量産・資本・ブランドは欠かせない競争要素になります。
もちろん、台湾オプト産業はここ20年間の成長過程にも挑戦に多く遭いました。例えば、メーカーの相次ぐ進出による価格競争とか、産業の急速な発展による中国へのシフトとか、技術・要素部品・特許の海外企業に頼りすぎることとか、2000年から世界の深刻な不景気とかが挙げられます。幸い、台湾はいつも難関を乗り越えられ、利益を生んで、さらに台湾オプト産業の成長性を確保し、世界の供給チェーンで大切な地位を有しています。
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